台風16号17号たまご2025リアルタイム米軍ヨーロッパwindy最新シミュレーションとライブカメラ,日本への影響について

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2025年9月3日、台風15号が発生しました。➡発生後の神奈川への影響はこちら
その他、台風たまごが発生しています。

台風のたまごとは正式な気象用語ではありませんが、今後台風になる可能性が高い熱帯低気圧を指す言葉です。

2025年の台風シーズンが本格化する中、台風のたまごの情報をいち早く知ることは防災面でとても重要です。

この記事では、米軍気象庁の天気図ヨーロッパ中期予報センターなど各国シミュレーションデータを元に、リアルタイムで最新の台風たまごの進路予想、状況を調査してご紹介します。

目次

台風たまご2025確認方法・各国シミュレーション比較表

台風のたまごの発生や進路予想に使用する各国シミュレーションを表にしました。

一番早いのが米軍ですが、更新頻度は6時間ごととなります。
10日先の高精度な数値が出せるのがECMWF(ヨーロッパ)の予想となりますが、サイトが少し重いので、その予報を利用したwindyのヨーロッパモードで確認する方が見やすいです。

また、気象庁の台風予報は日本近海へ接近してからの進路や風速などのスケールの精度が高いです。

台風のたまごを見つけるには・・・米軍の予報➡②windy

台風が日本近海へ接近してからは・・・気象庁の予報を優先して確認されることをおすすめします。
当ブログでは「台風たまごの発生状況」を調査し、シェアしていますので日本近海で発生した場合の気象庁情報は割愛し、米軍とwindyの情報をシェアしています。

機関名特徴更新頻度対象地域備考
気象庁(JMA)日本近海の詳細な予報3時間ごと(接近時は1時間ごと)日本周辺日本語対応
米軍(JTWC)広域の早期予報に強み6時間ごと北西太平洋など英語表記、UTC時間
ECMWF長期予報に定評あり12時間ごと世界全域高精度な数値予報
Windy視覚的な天気情報提供リアルタイム世界全域多機能な可視化ツール
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台風16号・17号たまご2025JTWC(米軍)による現在地とリアルタイム状況

JTWC(米軍)地図上では2025年9月5日15:00現在、台風15号「TS21W」・台風たまご(熱帯擾乱)「97W」が発生しています。
これが発達すると台風16号となります。

米軍合同台風警報センター(JTWC)の発表によると、熱帯擾乱「97W」は現在、北緯18.0度・東経118.9度付近(香港の南東およそ690kmの海上)にあります。

  • 最大風速:秒速7.7〜10.3m(15〜20ノット)
  • 最低気圧:1005hPa前後
  • 衛星画像では中心付近に活発な雲が発生しており、組織化が進んでいる様子が確認されています。
  • 周辺環境は発達に有利で、
    • 鉛直風シアは弱〜中程度(秒速7.7〜10.3m)
    • 海面水温は29〜30℃と高め
    • 上空の流れも適度に良好

このため、今後48時間はルソン島西岸から中国大陸方面へ北西に進む見込みで、24時間以内に熱帯低気圧へ発達する可能性は「中程度」に引き上げられています。

台風たまご2025JTWC(米軍)による現在地

Joint Typhoon Warning Center(米軍合同台風警報センター)は、アメリカ海軍と空軍が共同で運営しており、熱帯低気圧の発生から台風への発達を監視してしています。

台風たまご情報に関して各国シミュレーションデータで一番情報が早いと言われていますが更新は6時間ごととなっています。

※米軍と気象庁では台風の定義が違うため、台風の番号が日本の気象庁と米軍とで異なることがあります。

低気圧が台風になるまでを円の色で以下のように分類しています。

High(赤)24時間以内に台風へ発達する見込みのある低気圧
Medium(オレンジ)台風に発達する可能性があるものの24時間以上かかる見込みの低気圧
Low(黄色)24時間以内に発達する見込みのない低気圧
SUB TROPICAL(水色)台風と熱帯低気圧の間の亜熱帯低気圧

また、風速によって表記されるアルファベットが異なります
⇓⇓⇓

TD 温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS 台風(最大風速17m/s=34ノット以上)
TY 強い台風(最大風速32m/s以上)
STY スーパー台風(最大風速67m/s以上)

エリアは以下の3つです。

  • ABPW ( ABbreviated Pacific West )西部北太平洋の略図
    日本はこのエリアに含まれます。
  • ABIO ( ABbreviated Indian Ocean )インド洋の略図
  • CPHC( Central Paciffic Hurricane Center )中部太平洋ハリケーンセンター

基本的にそのエリアをまたぐ「越境台風(えっきょうたいふう・発達した熱帯低気圧が東経180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風になったもの)」が発生する確率は非常に低いです。

※2023年8月12日、西経域から進んできたハリケーン・ドーラは日付変更線を超えて強い台風8号ドーラとして5年ぶりの越境台風となりました。

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台風たまご2025Windyによる進路予想

Windy(ウインディ)は、米軍やヨーロッパの情報を基に世界中のリアルタイムの気象データや台風の現在地を提供するチェコ発の人気のウェブサービスです。

雨、風、温度など天気に関するあらゆる情報が見られます。

台風や熱帯低気圧が発生すると「ハリケーントラッカー(右上にあるメニューから選択)」で表示されます。

現在発生している熱帯低気圧・台風のたまごが見られる「ハリケーントラッカー」

台風や熱帯低気圧が発生すると「ハリケーントラッカー(右上にあるメニューから選択)」で表示されます。

windyハリケーントラッカー(ヨーロッパモード)によると、現在台風15号が発生しています。

ハリケーントラッカーによる台風進路予想
画像引用:https://www.windy.com

その他、windyで見られる台風たまごは以下の通りです。
米軍JTWCの地図上にあった97Wを再生してみると、風速を上げながら香港へ向かう見込みとなっています。
しばらく注視していきます。

windyの画面では、右上にあるアイコンで「風」「雨・雲」「気温」と画面の切り替えができます。

①風の向き、強さ

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この記事を書いた人

小田原生まれ小田原育ちのアラフィフ主婦。
子育て卒業してすぐ介護が始まりましたが、それもひと段落。
「くうねるあそぶ」の時間を自分のために目いっぱい使うことに決めました。
その中で調べた情報をシェアしていきます。

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